仲間
こちらのページでは、ミラクルフルーツと同様に、味覚を変える果物・植物を紹介しています。
ミラクルフルーツの仲間達。
下記に、ミラクルフルーツと同様に味覚を変える不思議な果物・植物を紹介します。
ギムネマ
インド原産の多年草で、インド南部、東南アジア、中国南部に自生する植物です。
正式名称は「ギムネマ・シルベスタ」と呼びます。
葉から抽出されるギムネマ酸は、味覚のうち、甘味だけを感じなくさせる働きがあります。
又、ギムネマの凄いところは、甘味を感じさせなくするだけでなく、糖や脂肪酸の吸収を阻害する効果があります。この為、原産国のインドでは、糖尿病の治療薬として昔から利用されています。
日本ではダイエットサプリメントとして"ギムネマ"の略称名で人気を集めています。
クルクリゴ
マレーシアやインドで自生している植物で、この植物になるラッキョウのような実を食べた後に、酸っぱい物を食べると、ミラクルフルーツと同様に、甘みを感じます。
この味覚を変える成分は、「クルクリン」と呼ばれるもので、この成分自体にも甘みを含んでいます。
甘くなる効果持続時間は10~15分と短いものの、クルクリゴのクルクリンは、酸っぱい物だけでなく、水まで甘くする働きがあります。
クルクリゴの実は非常に入手が難しく、以前テレビでは実ひとつで1万円を超えるようです。
ナツメ
温帯のヨーロッパから東アジアまで広く分布する植物です。
成熟した果実は筋力強化、冷え性、貧血、免疫力強化などの効能が期待出来る事から、ナツメの実を原料にした漢方もあります。
ナツメの葉に含まれる「ジジフィン」という成分が、甘味を感じさせなくする作用があります。
ケンポナシ
東アジアの温帯地域に分布し、日本では北海道から九州まで広く自生する植物です。秋ごろに採れるケンポナシの実は、糖度が高く、梨のような味わいがある美味しい果実となります。
ケンポナシの葉に含まれる「ホタロシド」という成分は、ギムネマと同様に、甘味を感じさせなくする作用があります。
摂取後、約30分間くらい効果が持続します。